概要
この「アカデミーブック」は、1冊=リアルな起業物語の完全版。
各章は単体でも読める設計で、必要なところだけ買ってもOK。
もちろん、丸ごと1冊なら最短で全体像がつながります。
「レシピより先に“事業の勝ち筋”を語れる人」になっています。
※副作用として、メニュー表より先に原価表を作り始める習性が身につくかもしれません(でもそれ、正解)。
成功も失敗も“そのまま”載せました
バンドから飲食へ、10席での挑戦、利益が出ない日々、そして宿泊・アパレルへ。教科書に載らない体験談を、意思決定と数字の裏付けとセットで。
原価・立地・導線の「判断基準」
高原価回避/ミンチ×炭火×鉄板の体験設計、10席という最適解、融資の通し方など。真似できる判断フレームを抽出。
必要だけ買う? それとも一気読み?
目次の単体購入でピンポイント学習も、一冊購入で一気に全体像キャッチアップも自由。あなたのペースに合わせてどうぞ。
目次
なぜ、私は挑戦を続けてきたのか
バンド活動で培った情熱は、思わぬ事故を機に「お客様の目の前で歓びを生む」料理の道へ。10席の小さな店から始まった挑戦は、やがて宿泊とブランドの世界へつながっていきました。
kurogane ― 鉄板の上で完成する体験
高原価のステーキではなく、質の高いミンチを炭火でレアに仕上げ、熱々の鉄板でお客様自身が“最後の一手”を加える。小さな店だったからこそ、体験価値を磨き続けられた6年でした。

zakuro ― 記念日を舞台に変える宿
自己資金ゼロで獲得した約1億円の融資。湯布院という舞台に、源泉という非再現性の資産。宿は「泊まる場所」ではなく、「人生の節目を演出する舞台」だと気づいた場所です。

Tongari Company ― 挑戦をデザインする
ホテル・旅館のユニフォームやガーゼ製品を通じて、全国の宿に“心地よさ”と“物語”を届ける。宿と服をつなぎ、体験をしつらえるブランドへ。

第1話:開業動機・背景
「ステージを走れなくなった夜、次の人生が始まった。」伝統的な修行ではなく、新規開業の現場で腕試しを選んだ2年間。ミンチ×炭火×鉄板で差別化し、資金に合わせた段階計画で不安を分解していく――。
この物語を学びに変えたとき、何が起こるか
数字だけでは語れない、起業の現実に触れられます。資金調達の壁、場所選びの葛藤、利益が出ない日々――それでも続けた先に見える景色。実話の熱を、あなた自身の挑戦に転写してください。